フードトリップ 屋久島 エピソード 15

久保養蜂園」の久保さんはもと焼酎の蔵人だったが「ひとりでできる仕事がしたい」と、ここで養蜂を始めた。

タンカンの畑にニホンミツバチの巣箱を置き、ハチミツを採取する。

なんとも気持ちいい出会いだった。

一匹のミツバチが一生で集められる量だというスプーン一杯のハチミツをなめる。柔らかい甘みがゆるやかに、長く味わえる。ほのかにタンカンの風味が鼻をかすめる。

いわく、このハチミツと黒酢と塩で漬け込み、チャーシューを作る人もいるという。

 


写真: よねくらりょう @ryo.yonekura
文章: 山村光春 @bookluckandgo
山村光春氏によるフードトリップ 屋久島の裏話エピソードはマイヤーオンライン及びインスタグラムに散りばめられている。
その時々の気分に合わせて、気に入った方で読んでもらいたい。

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